録音を止めた告白は愛のもの 戦場として池田屋の記憶が解放されて。夜戦マップだったものだからほぼ自動的に、加州清光もそこへと組み込まれることになって。 加州清光の主は、こちらを慮ることはするけれど、だからと言って過剰に気を使うということはしない。だから加州清光もその編成を発表された時に何も言わなかった。主が加州清光を信頼して任せてくれた戦場であり、主の♂チ州清光として力を存分に発揮出来る場所であると、分かっていたから。 なのに。 「―――あー…」 気の抜けた声が出る。落ちている資材を拾う。 「ちょっと、次は休憩させて貰おうかな」 別に、気にしている訳ではない。きっと一回だけ休憩を貰えれば、それで大丈夫になる確信はあった。だって加州清光の居場所は此処ではない、あの、猫のところなのだから。 それでも、心があるからか、思い出すのは。 ―――加州清光、とても良い刀だね。 彼の笑顔が、浮かんでは消え、浮かんでは消え、を繰り返していた。 約30の嘘
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