さくらの樹の下
ある日、廊下で
図書室の亡霊
躑躅の蜜は
さかなのめ
従順な君
弧を描く
痛々しいまでの献身
冷たい手
駆け引きなんか意味がない
墓穴
回し飲みの缶ジュース
秘密にしてください
神様なんていない
意地を張るのも大概にしろ
会話のキャッチボールをしましょう
英語なんか出来なくたって生きていける
いち、に、さんぽ歩いてトラベリング
骨の在り処
受動喫煙
おばけなんかないさ
モノクロの世界
風船の行方
その背中に羽根はない
とりかご
汗にまみれたワイシャツで
白鳥よ、僕らの間も取り持って
愛を叫んで死ぬなんて
ひかってきえる
蚊取り線香はぶた派ですか
塩素のかおり
とけそうな
風鈴に泳ぐ金魚
あの入道雲の下まで
とんぼ玉を飲み込んだような
合宿所の天井は味気ない
麦茶の氷
どこまでもつづくひまわり畑
課題の山
祭囃子が遠く聞こえる
線香花火
もしもあのまま海に沈んでいたら
ぱちり、はじけるソーダ水
「ポッキンアイスだ」「チューペットだって言ってんだろ」
西瓜には塩です
真っ白な砂浜で
ビー玉に閉じ込めた
三回も唱えられない
野菜も食べましょう
息も出来ない
ゆうやけこやけ
飴玉
フラスコの中の魚
パンケーキの城
だれかさんがみつけた
手を繋ごうなんて言えないものだから
乙女の愛情
隠したどんぐりの場所なんで忘れてしまえ
「月がきれいですね」
たまごとにわとり
とんぼのめがね
赤の世界
痛みを与えた分だけ、
かぼちゃのような怖い顔
ふかづめ
いちょうに埋もれる
金曜日には雨が降っていた
指先から彩るこの日常が
あの出逢いに意味があったとして
この膝は傷まない
肉まんの美味しい季節がやって来た
ベンチ
君を射殺すにはどうしたら良い
瓶の中の迷宮
鰓呼吸など忘れてしまった
ここに折り畳み傘が一本あります
まさかそれはウィンクか
夜空を舞う
その躯を構成するすべて
こたつでアイスの贅沢
赤が似合う
もしもわたしが狂っていたら
埋葬する心
それは毒のようで
しあわせになりましょう
運命だとか言いたくないけれど
冷蔵庫には入らない
君の見ている世界を
ひとつだけ、
嘘みたいな真実
目深に被った帽子の
おまえじゃなくてもよかった
赤点補講
攫ってみてよ
ち・よ・こ・れ・い・と
さようならも言えないで
誰もしらない町へ
嘘吐きはどっちだ
それは愛ですか
あれは恋でした
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20140502