三分待つだけでしょうに! カップラーメンの麺が伸びている、その状況に目眩さえ覚える。 「なんで」 「なんでかしら」 「お湯入れるだけじゃん」 「そのお湯入れるだけのもので貴方もこの間失敗してたでしょう」 「カップ焼きそばはまた違う」 自分の言い分は決して言い訳ではないはずだが此処まで堂々とされるとそのように思えてくる。 ため息。 「出前取ろう」 「それが賢いわ」 最初から、そうしていれば良かった。 元ネタ