後ろから 「いーずみ」 「なァに、鹿驚」 「………だーれだ、って言う前に当ててしまうのは無作法だってイザヨイは言っていたわ」 「それはごめン。もっかイやル?」 「それじゃあ意味がないでしょう!」 *** 物陰から 「そこデ何やってんノ、草希」 「ちょっと一応隠れてる人を先に見つけ出さないでくれる?」 「ご、ごめン…」 *** 暗闇で 「わっ」 「………」 「あれいずみ? どしたの?」 「いヤ、思いの外上カラ声が降ってきたカラ…凜って本当ニ背が高いんだネ」 *** 大声で「大好き」 「………涼水っテ」 『ん?』 「あんなニ大きナ声出るんだネェ、アルト」 『おう…(そこなのか)』 *** 耳元で「大好き」 「フフ」 「あら、可笑しかった?」 「ううン。たダ、あっちで飛鳥クンがすごイ顔してるカラ…」 *** セクハラ 「えーいいずみにセクハラじゃー!」 「ワァー」 「恐るべき棒読み! …って、いずみ」 「何、洵」 「軽すぎない?」 「そんナことないヨ」 * http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=8043079 *** |